歯周病,歯槽膿漏と糖尿病

歯周病 歯槽膿漏 歯肉炎
歯周病・歯槽膿漏と糖尿病は相互に関係を持っています。糖尿病を発症すると歯周病になりやすく、また歯周病の方は糖尿病になりやすいという事実があります。そこで、糖尿病の方は、しっかりと糖尿病を治し、歯周病にならないように口腔ケアを実行することが重要です。

歯周病,歯槽膿漏,歯肉炎と糖尿病

歯周病(歯槽膿漏)と全身疾患 糖尿病と歯周病、両方の治療を

糖尿病の人は歯周病になりやすい

糖尿病の3大症状
  • 多食・・・・・こってりとした食事の頻度が高くなる
  • 多渇・・・・・喉が渇く
  • 多尿・・・・・尿の回数が多くなる
糖尿病が歯周病に影響するメカニズム
糖尿病の方は、
  • 糖尿病が原因で血行障害が起きる(微小血管障害)。
  • 高血糖により体を守る白血球(好中球)の機能が低下する
  • コラーゲンの合成がうまくいかない。
など、歯周病菌に感染しやすくなります。そして炎症が進み歯周組織が破壊されていきます。
歯周病で悩む人には糖尿病の人が多くいますし、歯の治療で歯科医の診断を受けて、糖尿病が見つかるという人もいます。
糖尿病の人は、口腔内を清潔にして、よく歯磨きをすることが大切です。
歯のしくみと働きをよく理解し、歯をできるだけ長持ちさせて、おいしく食事をし、生き生きと毎日をおくりたいですね。
糖尿病が影響するメカニズム
歯周病の改善が糖尿病の改善に影響する
歯周病の治療により糖尿病が改善したという報告があります。ただ、現在我々が行っている歯周病治療では血糖値を改善するには至らないようです。
しかし、歯周病の治療を通して、糖尿病をコントロールするために生活習慣を改善することは、歯の延命につながります。これが、快適な食生活を維持し続けることになるのです。

歯を適切なブラッシングで清潔に

糖尿病で歯周病がある方が注意すること
歯周病(歯槽膿漏)は適切な自己管理が必要です。放っておくと症状はどんどん悪化してしまいます。常に口の中を清潔に保つための知識と技術を習得して、定期的に歯科医院において歯石除去やPMTCを受けましょう。
糖尿病のある方が注意すること
  • 毎日正しいブラッシングを行い、歯周病の原因となる歯垢を取り除き、口の中を清潔に保ちましょう。
  • 歯茎をマッサージして歯肉を強くしましょう。
    マッサージによって歯肉は引き締まり、歯と歯茎の間にできる隙間を減らすことができます。
  • 歯石を自分で取ることはできません。
    6カ月に一度は、歯科医院で歯石を取ってもらうようにしましょう。
  • 自分では完全に磨けないところを歯科衛生士にPMTCをしてもらいましょう。(2〜3ヶ月に一度)
    PMTCにより歯周ポケット内の細菌が1/10に減少すると言われています。

生活習慣を見直しましょう

糖尿病は、歯周病を悪化させる条件になっています。歯周病を改善するためには、糖尿病そのものを治療していくことが必要です。「糖尿病」と「歯周病」は、どちらも生活習慣病です。自分の食生活やライフスタイルを点検し、病気を悪化させている習慣を改善していきましょう。糖尿病そのものを治していかないと、歯周病の治療が無駄になってしまうケースもあります。
※糖尿病の方は、歯の治療を行う際には、まずかかりつけの内科医に相談してください。

スポンサード リンク