歯周病,歯槽膿漏,歯肉炎,口臭の治療法、予防法、原因について解説。口腔ケア対策の悩み・疑問にお答えします。

歯周病 歯槽膿漏 歯肉炎
歯周病・歯槽膿漏・歯肉炎の治療と予防、症状の改善で重要な事は、『家庭において適切な口腔ケアの習慣を身につける』ことです。また、歯科医院で行う治療(スケーリング・ルートプレーニング・外科治療)と定期的なPMTCを行うことにより、歯茎を健康に保つ事が出来ます。

歯周病と歯ぎしり

歯周病は細菌によって引き起こされるのですが、歯周病を増悪させる要因があります。
それは「歯ぎしり」です。

正常な状態

 食事以外の時は上下の歯は接触せずに第一大臼歯辺りで2mmほどの隙間がある状態が正常です。
このことを安静位空隙と呼んでいます。

咬合性外傷

 特定の歯に強い力が加わって歯周組織がダメージを受ける現象を咬合性外傷と呼びます。

原因
1.歯ぎしり
2.歯列の崩壊(虫歯を放置したり、歯が無くなった所に入れ歯やブリッジなどの治療を行わないと、歯が倒れたり、移動したりして歯列がガタガタになってしまう)
3.合わない詰め物や被せ物

咬合性外傷の原因の一つである歯ぎしりによって歯周病を誘発させ、あるいは増悪させる事が報告されています。

歯軋りの種類

1.グラインディング
 上下の歯をギシギシとすり合わせるため音がします。夜寝ている間が一般的ですが、起きている間もする人がいる事が報告されています。
 狭義の意味で歯ぎしりというとこのタイプを指すことがあります。

2.クレンチング
 上下の歯を強く食いしばるものです。昼夜を問わず行われます。

3.タッピング
 上下の歯をカチカチと打ち鳴らすタイプで頻度はあまり高くありません。

歯軋りの原因

 ストレスによるものであるというのが現在では定説になっています。
以前は歯並びの異常によって起こっているものとして咬合調整(部分的に歯を削って歯並びを治す治療)を行うこともありましたが、現在では歯ぎしりと歯並びの異常との関連はほぼ否定されています。

歯軋りの治療法

1.スプリント治療(マウスピース)
 歯の型を採って作成し、夜寝ている間上の歯列に装着します。(通常保険適用になります。)

2.自己暗示療法
 睡眠前に「唇は閉じ、上下の歯はわずかに離れている」と心の中で30回唱えてください。
 自己暗示療法が有効なケースが数多く報告されていますので試してみてください。

3.意識改革
 「唇を閉じて上下の歯が接触しない状態を保つこと」を常に意識する。

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