たばこを吸っている人ともキスは歯周病の治療に影響があるのでしょうか

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ヘビースモーカーの人とのキスは、歯周病の治療に影響するのでしょうか。

質問 質問させていただきます。初期の歯周病の治療をしているものなのですが、ヘビースモーカーの人とのキスが治療に良くないと言うことはありうるのでしょうか。
煙草の味がとても不快で粘っこく、キスの後は私自身の口からも似た口臭を感じることがあり、また歯茎からの出血も起こりやすくなるので治療の妨げになっている気がするのですが。
専門家のアドバイス

歯周病は歯周病菌が原因で引き起こされる病気です。
生まれたての赤ちゃんにの口腔内には歯周病菌はいません。
したがって、大人になって歯周病が発症する人は何らかの原因で歯周病菌が口腔内に定着している事になります。つまり歯周病は感染症なのです。

そこで歯周病菌はキスで「うつる」のかという疑問が浮かびます。
「うつる」というのが正しい答えと言えるのですが、感染するまでの期間は接触が10年位続いた場合とされています。
これは成人型の歯周病菌でジンジバリス菌が関与していると言われています。

一方、発症率は低いのですが20代で重度歯周病になってしまう人がいます。
これは若年性歯周病と呼ばれ、アクチノマイセテムコミタンス菌が関与しています。
この菌は成人同士での感染は無く、大人から子供へと感染することが分かっています。

以上が定説ですが、たばこを吸っている人が重度の歯周病になっている場合には感染のリスクは当然高まると考えてよいでしょう。
誰でも、たばこを吸うことで歯周病の発症リスクは格段に上がります。
一日20本を10年間吸い続けるとほとんどの人が歯周病を発症し、重度歯周病へとまっしぐらです。

タバコの副流煙による影響やキスによってタバコの毒物を摂取することが長年続けばその影響は必ず現れるといってよいでしょう。

しかし、ヘビースモーカーの人とキスをしてすぐに影響が現れるかは疑問ですね。

 

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